診療グループ

神経

主な対象疾患

1.けいれん疾患
 新生児けいれん、熱性けいれん、てんかんなど

2.その他の疾患
 神経筋疾患、神経変性疾患、神経皮膚症候群、急性脳炎・脳症、脳性麻痺、染色体異常症、発達障害など

主な診療内容

1.てんかん診療
 複数のてんかん専門医が在籍しており、外来薬物療法、長時間脳波検査などの診療を行っております。
 大学病院てんかんセンターにおいては、脳神経外科・脳神経内科・精神科と協同して特に専門的に診療を行っております。

2.神経筋疾患診療
 発達、発育に問題がある方の診断、治療、フォローアップを行います。必要に応じてリハビリテーションを行います。

3.重症心身障害児・者診療
 総合周産期母子医療センターからの転床、在宅移行・支援を行っています。
 胃瘻造設や気管切開術等は小児外科と協同して行います。
 地域療育センターおよび関連施設のソレイユ川崎等と連携し、レスパイト施設の選定、リハビリテーション提供などの支援を行います。

4.結節性硬化症診療
 大学病院において小児科、腎泌尿器外科、皮膚科、神経内科、腎臓・高血圧内科、脳神経外科等の複数診療科で診療しています。
 複数診療科に専門的な医師を配置し、各症状に対する各科受診の円滑化を図ります。
 また定期的なチームカンファレンスを実施し、診療環境の向上を目指しています。

5.神経救急・集中治療
 急性期チームと連動し、急性脳炎・脳症などの神経救急疾患に対して、脳平温療法を含む集中治療の導入、管理を行っています。

6.発達障害、睡眠障害、心身症診療
 地域療育センター、精神科と協同して、発達障害やこころの診療へ対応します。

7.他科、他病院との連携
 専門的な検査や治療(てんかん外科手術、筋生検、遺伝子検査など)が必要な場合には、
 静岡てんかんセンターや国立精神・神経医療研究センター、国立成育医療研究センターなどと連携しています。

施設認定

小児神経専門医研修施設(日本小児神経学会)、てんかん専門医研修施設(日本てんかん学会)

メンバー

宮本雄策(川崎市立多摩病院 小児科部長)<小児神経専門医、てんかん専門医指導医>  
山本 仁(大学病院 顧問医)<小児神経専門医、てんかん専門医指導医>                          
宇田川紀子(大学病院)<てんかん専門医、「子どもの心」相談医>         
新井奈津子(ソレイユ川崎)<小児神経専門医>                 
橋本修二(横浜市西部病院)<小児神経専門医、てんかん専門医>
山本寿子(川崎市立多摩病院)<小児神経専門医、てんかん専門医>
加久翔太朗(大学病院)<小児神経専門医、「子どもの心」相談医>
今泉太一(横浜市西部病院)
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